読書感想文(関田 涙)

関田 涙(せきた・なみだ)

ハンガリー

『そうはいっても飛ぶのはやさしい』イヴァン・ヴィスコチル/カリンティ・フリジェシュ

Vždyť přece létat je snadné(1963)Ivan Vyskočil / Karinthy Frigyes『そうはいっても飛ぶのはやさしい』は、生まれ育った国も世代も異なるふたりの作家を抱き合わせた、非常に珍しい本です。 併録は、ボリュームのある文学全集などではよくありますが、…

『エペペ』カリンティ・フェレンツ

Epepe(1970)Karinthy Ferenc ハンガリー語は、日本語と同じく「姓・名」の順に表記します(※1)。 つまり、カリンティ・フェレンツは、カリンティが苗字です。混乱した場合は、父親でやはり作家のカリンティ・フリジェシュ(※2)を思い出せば間違えずに…

『ユーモア・スケッチ傑作展〈1〜3〉』『すべてはイブからはじまった』ロバート・ベンチリー、スティーヴン・リーコックほか

このブログの「書名一覧」をみていただくと一目瞭然ですが、僕はユーモア小説に目がありません。 ミステリーや恋愛小説などは年に一冊読むかどうかであるにもかかわらず、広い意味でのユーモア文学は書棚の半分を占めるといっても過言ではないでしょう。 当…