読書感想文(関田 涙)

関田 涙(せきた・なみだ)

ウクライナ

『トラストDE ―ヨーロッパ滅亡史』イリヤ・エレンブルグ

Трест Д.Е.: История гибели Европы(1923)Илья́ Григо́рьевич Эренбу́рг イリヤ・グリゴーリエヴィチ・エレンブルグの『トラストDE』(写真)は、日本において、一体、何回出版されたことでしょう。 一九二九年の新潮社『世界文学全集』をはじめとして、…

『旅に出る時ほほえみを』ナターリヤ・ソコローワ

Захвати с собой улыбку на дорогу(1965)Наталья Викторовна Соколова『旅に出る時ほほえみを』は、カバーイラストが地味すぎたこと(何が描かれているのか、よく分からない)、聞いたこともない作家だったこと、その上、帯に「地底潜行する怪獣17Pとその…

『騎兵隊』イサーク・バーベリ

Конармия(1926)Исаак Бабель「読書感想文」では、なるべく様々な国・時代の小説を扱いたいと思っているのですが、ついつい米国の作家が多くなってしまいます。元々英米文学を読む比率が高いこともありますが、もうひとつの理由として、出版社の問題があり…